義父はその20年くらい前に行方不明になって、
ぼろぼろになった服だけが近くの山で見つかってた
認定シボウが使えなくて、
7年待ってから失踪宣告という流れだったそうだ

いつの間にか別の土地にいって
どうにかこうにかして暮らしていて、
最近になってふと
元々暮らしていた住所の近所に来てしまい、
懐かしさのあまり家を訪ねてみたら
まだ家族が住んでるっぽい→ただいま！
という感じだそうで、
息子大きくなったなぁ
嫁（夫の母）も相変わらず綺麗だなぁとか、
ぽろぽろ泣いてた

どうやって暮らしているか言わなかったけど、
小奇麗な見た目だったので
それなりに食べていけてるんだなと思った

義父が失踪した理由はギャンブルで作った借金で
首が回らなくなってのことだったらしくて
本人がいないし遺体も見つからないから何もできなくて、
たちの悪い借金取りが何年も家に来てたそうだ
それで夫と義母はとても苦労してたって聞かされてた

その苦労の元凶がのこのこ現れたもんだから、
最初は生きてた喜びがあったみたいだけど、
そのうち反省してない義父を見ているうちに
ふつふつと怒りがわいてきて、
怒鳴り合いの喧嘩みたいになってしまった

義母は数年前に良縁があって再婚してたんだけど、
それも義父は気に入らないみたいで怒ってて
でも義母にしてみれば
唐突に借金残して蒸発した夫をようやく忘れて、
子供を育て上げて
やっと自分の幸せをつかみなおしたところだったので、
元凶本人から裏切りだと責められてぶちきれてた

結局、義母夫が義父を叩き出して、
以降その話題には触れないように
という空気になってしまった

多分ちゃんと失踪宣告の取り消しとか
しなきゃいけないと思うんだけど、
誰も何もしないまま10数年経過

生きてれば70歳近いけど、
どこでどう暮らしているやら

>>615
面白いw

面白いってｗ
リアルじゃ誰にも話せなくてもやもやするから、
笑ってもらえると私もすっきりするｗ

「事実は小説より奇なり」を地で行く話だねー

>>619
>失踪扱いってシボウとは違うのかな？

失踪宣告ってのは法的にシボウとみなすってことだよ
この場合は大災害とかがあったわけじゃないから
失踪から７年待たないといけなかった

>>619
七年間、本人から連絡がない場合は
家裁で宣言して戸籍上シボウ、離別扱いには出来るけど
はっきり失踪→シボウしたと思われる形跡がないと
保険も戸籍もあやふやなままに…

>>619
私も夫から聞いた話だからあいまいだけど、

遺体が見つからない
→はっきりとした事故や災害でシボウがほぼ確定なら認定シボウ」
→事故か事件かもあいまいなら7年たって家裁で「失踪宣告」

この場合はどちらも戸籍上シボウしたことになるんだって

そうなると本人が生きてても口座も作れないし
住民票も発行できないので
まともな生活はできないはずだけど、
寮付きの日雇い労働者とかなら
なんとかなったんじゃないかって夫が言ってた

619は「失踪宣告」とあるので
「失踪扱いされた」と考えたんだろう

ややこしいから呼び方を「失踪シボウ宣告」とかにでも
してくれればいいのにね